ブロンザイトは、新石器時代には装飾品や護符として用いられ、古代エジプトでは、太陽神ラーの象徴として珍重された歴史のある石。古代ギリシャやローマでも、勇気と力を授けるとされ、戦士のお守りとして身に着けられていました。

持ち主が強い精神力を持てるよう導き、目標の達成をサポートする力があるとされています。

カーネリアンの歴史は古く、紀元前2500年頃のメソポタミア文明の王墓からカーネリアンを使った装飾品が発掘されており、イスラム教の預言者マホメットが身に着けていたことから「悟りの石」と呼ばれています。フランス皇帝ナポレオンが、カーネリアンで作った八角形の印章を生涯身につけていたという逸話も。

持ち主の生命力を呼び覚まして活力を授け、また勇気を与えて勝負運を高めてくれるとされています。

紀元前より聖なる石として崇められ、世界でも最も古くから愛されてきた天然石。古代ローマの博物学者プリニウスは、ラピスラズリを「星のきらめく天空の破片」と表現したといわれています。

邪念を払い、持ち主の中に眠る智慧と知性を引き出し高める力があると信じられています。

マザーオブパールは、真珠を生み出す母貝。真珠の核を包み込み美しい粒へと育てることから、大きな包容力や慈愛を象徴します。

その穏やかなエネルギーで持ち主の心を落ち着かせ、安らぎと癒しを与えてくれる力があるとされています。

オニキスという名前は、ギリシャ語の「爪」に由来します。ギリシャ神話には、川のほとりで眠るアフロディーテの爪がキューピッドの矢によって射抜かれ、川底に沈んだ爪がオニキスに変わったという伝説が残されています。
オニキスは古くから、古代ペルシャやインドなど世界各地でお守りや戦の際の護符として使われてきた歴史を持ち、その名前は旧約聖書にも登場します。現代では、持ち主の心を鎮めて精神のバランスを取り戻すのを助け、周囲に流されることのない意志の強さをもたらす石として愛されています。

タイガーアイは、古代より「幸運を招く石」として崇められてきた歴史のある石。虎目石とも呼ばれています。
古代エジプトでは、全てを見通す力を持つとして神々の像の眼に嵌め込まれ、古代ローマでは、強力な護符として用いられました。
ネガティブなエネルギーを跳ね返すお守りとして、また洞察力を養い、物事の本質を見抜く力を与える石として現代でも愛され続けています。